結婚の定義

「会社に入ってから、二十五歳で結婚したいって思ってたんです。節目だから……。会社やめてるか、結婚するか、海外に行くか、その三チョィスを考えてた」鈴木稔子さんは、マーケティングの会社に入って三年目。まさに今、そのときを迎えている。「三年いれば果たしてその会社で自分がやりたいことがあるかどうかわかるじゃないですか。やめるのか続けるのか決める時期だなと思ったんです。もともとインターナショナルなビジネスに興味があって海外で仕事をしたいと思ってたんで、行くならそろそろ決断したほうがいいだろうし……」三年働いてみて、これから仕事の方向性を考えるのはよくわかる。けれど、なんでそこに結婚が入ってくるのか。「もともとパートナーといっしょに人生設計したいってのが、私の結婚の定義なんです。だから、もしパートナーに巡り会えるなら、早く巡り会って二十代後半とか三十代の計画を立てたいなって……」鈴木さんと初めて会ったのは土曜日昼下がりの原宿だった。短い黒のスウェードのジャンパーに黒のパンツ。短い髪に黒いサングラスがよく似合う。「なんでサングラスをしてるの?」人で溢(あふ) れかえる明治通りを歩きながらそう聞くと、休みの日は違う自分になりたいから、いつも目に入る視界との間にクッションを置いているのだという。なるほど、おもしろい発想である。夫婦間で問題が出たとき、複雑であればあるほど解決に時間が掛かります。そうならない為にも、ここで→相性が合う素敵な結婚相手を見つけましょう。

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なんとなく

彼女は〃なんとなく“ということのない人なんじゃないかと思う。話を聞いていると、一つ一つの行動にちゃんと理由があるのだ。大学入学で故郷の広島から上京したのも、国際関係学を学ぼうというハツキリした意志があったから。大学案内を見て、検討の末、茨城にある国立の大学に入った。国立で学費が安いこともあるが、カリキュラムを見ると、自分が好きなデザインや美術関係も学べるということがわかったからだという。「小さいときから英語を習ってて、世界の中の自分みたいな意識は自然とあったから、もともと通訳とか貿易ビジネスとかインターナショナルな仕事がしたいなってずっと思ってたんです。高校時代、ちょうど湾岸戦争が勃発したり、東西ドイツが揺れてるころだったので、そういうのを見て、なんで戦争が起きてしまうんだろう、なんで人口爆発が起きてしまうんだろうって考えたりして……。高校生の未熟な考えなんですけど、日本の大学で国際関係学を勉強して、大学院はアメリカやアジア、ヨーロッパっていうように、いろんな国の大学院をまわって、向こうの大学院の人とネットワークが作れたらいいなって思った。そういう人たちがもっと成長して、政治に触れるレベルになれば、利害関係とは別なところで世界政治とかも変わるんじゃないかなって……。理解し合えてない部分があるから、アメリカとイスラムも戦争することになっちゃったんじゃないかって、当時はそんなことを考えてたんです」けれども、大学で学ぶのは学問であって、実際の世界の流れはつかみにくかった。「入ってみてすぐに、私は学問よりビジネスのほうに興味があったんだなってわかったんです。それで大学院には行かずにビジネスの場に身を置こうと思って……。もともと国際関係を勉強してる人たちは、何かしらのチャネルを使って海外に行って、そこで仕事するのが王道なんですね。私もそういう形で会社を利用して海外に出て行こうと思った。エリート志向もあったし、商社か石油関係の会社に入ろうと思ってたんです」
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結婚前の立場

彼女の就職のときのコンセプトは壮大で、「国際関係の延長線上の産業の中に自分の身を置くことによって、世界をゆるがすことがしたい」というものだった。ところが、ときはバブル崩壊後の就職難の真っただ中だったのだ。「女は理系か帰国子女、東大じゃないと総合職にはっけないって話だったんです。たしかに一般職で慶應のお嬢さんたちが来るような会社だから、その上に立つ総合職はその程度じゃないと彼女たちが納得しないんですよね。大きな会社に入っても、事務的なことをやりたいわけじゃなかったから、それなら入っても仕方がないと思って大手はあきらめまし女でも営業をやらせてくれるようなところを探していたがなかなか見つからなかった。結局、今の会社の社長の「女性にもフィールドを与えます」という面接の一言で、そこに入ることを決めたという。「営業といっても、消費者相手じゃなくて、会社と会社の取引をする法人営業に携わりたかったんです。だけど、就職試験で女の子の立場がどれだけ弱いかってよくわかったんですね。どう考えても私のほうができるのにって思うような男の子がすんなり入るのに、私は女だってことだけで落とされる。今まで何やるにしても平等だったはずなのに、こんなことがあるんだって……、そういう形で現実をかみしめたんです。だから、女の子が社会に出て企業のオジサンと対等に話をするためには、会社って看板しよってなきゃダメだなと思った。それを利用して大企業のオジサンと何かしらのチャネル作ろうって……。でも、銀行とか繊維業界とか保守的なところは、対法人に女の子を立てるとは思えなかった。その点、今の会社は新しい分野だから期待できるかなと思ったんです」入社後、いくつかの部署を移動し、国際ビジネスに関わるような仕事も経験することができた。が、社員である以上、自由に仕事を選ぶわけにはいかない。配属された部署で思うような仕事ができず、何度もやめようかと思ったこともあるという。そして、最近また、今の部署に移動になった。
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結婚観

「今の会社は学ぶことも多いし、おもしろい仕事なので、もう少し続けてみようと思っています。ただ、たとえばイラストを描くとか、自分も何かを作り出したいっていう興味もあるんです。父はゼネコンの会社で建築物の設計をしているし、母もオートクーチュールで洋服を作る仕事をしているので、私も父や母のように何かを作り出す仕事がしたいなっまだ、二十五歳だもの、いろいろ迷って当然だろう。ただ、やりたいことをやってから結婚するとか、自分が一人で立てるようになってから結婚するという意見が多い中で、彼女の結婚観は、ある意味ではそれとは少し違っている。「自分の人生をちゃんと歩むためにも、早くパートナーといっしょになって夢を実現させたいなと思うんです。もちろん、彼の夢、自分の夢、それはそれぞれだけど、私は基本的にはダンナをマネージメントする立場をとりたいんですね。たぶん、私はただのサラリーマンみたいななんのクリエイティビティーのない人は好きにならないと思うから、ダンナが何かやりたいけどどうやればいいかってときに、それを私もいっしょに考えていきたい。いっしょに会社を作ろうとか、お店をやっていこうってことじゃないんです。私自身も分野は違う何かに長(た) けてて、自分のプロフェッショナルは持っているんだけど、身近にいて彼に役立つ的確なアドバイスができるようなスタンスでいたい。ときには彼のために必要なことを勉強したりしてもいいと思うし、そうすることで私も何かを見出せるっていうのが理想です。あなたはここで→出会った人に対して、自分の理想を演じずに本当の自分をぶっちゃけられますか?

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結婚以外の制度

もともと私は結婚って形をとるにしても、社会と離れることはないと思う。社会と関わってることがある限り、たとえばダンナの関係の人とどこかでつながったりもするだろうし、自分の分野だけじゃなく、もっと広がりのある分野の中で、ダンナの仕事も自分の仕事もとらえたいし、刺激や協力もし合いたい」刺激を与え合うのも協力し合うのも、別に恋人同士だってできるはずだ。が、鈴木さんは、「恋人には人の人生を変えてしまうほどの権利はない」という。「結婚するっていうのはパートナーになることだから、人生全部に触れる権利があるんだと思う。恋人とだって刺激を与え合うことはあるだろうけど、そこまで真剣に言っていいのかっていうとそうもいかない。恋人と結婚相手では影響や刺激の深さが違う。女は男で変わるっていうけど、男の人だってだれをパートナーにしていっしょに生きていくかで人生変わってしまうはずだと私は思うんです。それに、結婚っていう形をとることで二人の周囲の広がりが違ってくる。ただのステディーじゃなく、家庭を築いてるってことで、外国でいえば社交の場に出るとか、広がりが出るでしょう」共同体の中の最小の単位である家庭を作るには、結婚以外の制度は今のところないのだ。「年とってきたら特に一人じゃ生きていけないと思うし、お互いがお互いの生き方や価値観をわかりあってたほうがかばいやすいと思う。もちろん個人は個人だけど……。けつこうこういう考え方の人、私の周りには多いですよ」逆に言えば、そういった感性や生き方を共有できるパートナーとともに人生を生きていくことが、彼女にとっての結婚なのだ。「私は結婚がゴールだとは思ってないんです。結婚はむしろスタート地点で、そこから二人の人生が始まる。たとえば、女性として一番熟女だし、いい時期である三十代全部を、ずっと家にこもって、髪振り乱して、子育てだけに使っちゃって、四十代になって〃あなたのせいよ〃っていうのは、意識的に女性のほうが悪いと思う。どうしてそうなるかっていったら、安易に結婚してラクになって、何もしないでご飯食べられてラッキーみたいな形を自ら望んだからでしょう。やっぱり私は、家庭以外に自分としての核になる部分は持ち続けてたい。そうすれば、家庭にどっぷりつからなくたって、夫婦で子育てだってできるだろうし……。自分の能力をダンナだけに全部ささげちゃったら、能力が発展しないじゃないですか。それで離婚したいけど経済力がないから別れられないっていう人も多いですよね。それなのにダンナは経済力がついてるから若い女のほうに行って家庭内別居になる。経済力って大きいですよ。ここを読んだら、これからここ→出会いがない で、出会う相手と上手に駆け引きができますね。

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学生結婚

マライァ・キャリーやナオミ・キャンベルがすごい金持ちと結婚しても平気で別れられるのは、彼女たちに経済力と魅力があるからであって、もちろん、離婚を前提に結婚する人はいないけど、いつでもそういう形でチョイスできる自分でいたいなとは思う子供やダンナを放って好き勝手にやっていても、松田聖子は好きだという。「彼女はずっと努力してる。英語の勉強をしたり、アメリカのビジネス社会でがんばろうとしたり……。男のウワサとかあるけど、ちゃんと自分持ってるから」一年前に彼と別れて、今つき合っている人はいない。コンパ的なノリで男を探すのは大嫌いだが、パートナー選びという感覚で言えば、いつも自分に合う人を探しているという。「大学時代は親に早く結婚して広島に戻ってこいって言われてて、好きな人がいたら学生結婚でもいいかなってくらいに思ってたんです。それで、結婚するならって感覚で人を見てしまって、自由な気持ちで人を好きになれなかった。だから、社会人になってからは、結婚とか関係なく人を好きになろうっていうのをテーマにしたんです」別れた彼はつき合う相手としてはおもしろいが、その先まで二人の関係を育てていこうというふうには思えなかった。「自由に好きになろうという考えと矛盾してるんだけど、やっぱり結婚を含めて考えられる人のほうがいいのかなって思ったんです。結婚となると、お互いの家族や経済力といった問題も関係してきますから」コミュニケーションは大切です。結婚相談所 比較 ←で、出会った結婚相手であってもコミュニケーションが出来ていないと幸せな時間は長くは続きません。

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